最近話題の「花手水(はなちょうず)」。発祥の地は、京都の柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)です。
こんにちは。
10OZスタッフのたまかです。
寺社仏閣めぐりが大好きな私は、休日には京都や奈良によく出かけます。
先日、京都の長岡京市にある柳谷観音 楊谷寺に行ってきました。
柳谷観音さんは、平安時代より眼病平癒のご利益があると信仰されています。
たまかは、小さい頃おばあちゃんに連れられてお参りしたことがあって、とてもなじみ深い場所なんです。
柳谷観音 楊谷寺は、紫陽花や紅葉の名所としても有名なお寺なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
境内には約5,000株の紫陽花が植えられています。毎年6月初旬~7月上旬には、「柳谷観音あじさいウイーク」が開催されます。
本堂から奥の院へ続く参道「あじさいのみち」では、色とりどりの多様な紫陽花を眺めながら境内をゆったりと散策できます。
書院から奥之院まで続く「あじさい回廊」は建物の中にあるので、雨の日でも濡れることなく鑑賞できるのが嬉しいですね。
たまかが訪れた日は、ときどき小雨がぱらつく曇り空でしたが、時間を忘れて紫陽花と戯れてきました。
神社やお寺でお参りするとき、まず境内の「手水舎」で手や口を清めますよね。
でも、最近は感染症対策として柄杓の共用を避けるため、手水の使用を控える寺社が増えてきました。
代わりに、手水舎や手水鉢に彩り豊かなお花を浮かべて飾りつけた「花手水」を行う寺社が、全国に広がってきています。
実は、柳谷観音 楊谷寺はこの「花手水(はなちょうず)」発祥の地なんですよ。
もともと花手水とは、野外の水が手軽に使えない場所で、水の代わりに草花についた露で手をこすって清めることを指していて、古来からあった習慣でした。
いま注目を集めているような、手水舎や手水鉢にカラフルな花を浮かべたものを花手水と呼ぶようになったのは、柳谷観音 楊谷寺が発祥です。
数年前に住職が交代交替されたのを機に、「歴史と四季を感じられる聖地にしたい」「不安な現代にご利益と共に五感を通じて心に平安を」という思いから、定期的に続けられるようになったのだとか。
華やかで愛らしい花手水は、インスタグラムをはじめとしたSNSなどで話題になって、全国に広まっていきました。
目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
柳谷観音 楊谷寺の境内には、「龍手水」「庭手水」「恋手水」「琴手水」「苔手水」の計5つの花手水があります。時期によって、お花の有無や種類が異なります。
2021年は、JR東海「花と水の京都」実施社寺のひとつとして、8月からはカラフルなお花の入ったアクリル玉が夏を彩る、涼しげな「花玉手水」が新たに登場します。
「花と水の京都」は、柳谷観音 楊谷寺の他にも、東福寺 勝林寺、北野天満宮、上賀茂神社、金戒光明寺、二尊院、祇王寺が実施していて、計7つの寺社で開催されます。
そうそう、柳谷観音 楊谷寺では、2016年から始まって大人気の「押し花朱印」など、趣向を凝らした御朱印が授与されています。
お花好きな方は、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
SNS映えする花手水をよりキレイに撮影するには、背景の色がポイントになります。
花手水や花玉手水をキレイに撮るなら、白い背景が最適です。
白色を背景に撮ると、お花全体に光が回り込むので、優しくてやわらかい印象の素敵な写真が撮れますよ。
でも、室内や自宅の庭と違って屋外では、白い背景ってなかなか思うように見つかりませんよね。
そんな時、大活躍するのが白色の服。
10OZの白Tを着て、背景用の予備にもう1枚持っておけば安心ですね。
お花の風景を愛でる京都旅のお供には、ぜひ白Tもお忘れなく~!
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