無地Tで5,400円は高いと感じるでしょうか?
業界的にみるとスペックを考えると驚くほどに安いんです。
アパレル業界新参ですが、どういった業界なのか怒られるかも知れないけど…
コッソリひっそりと価格設定について書きたいと思います。
皆さんが手に取る衣類の金額はどの様に設定されているかご存知でしょうか?
製造元から販売、いわゆる業者間でまずは金額が違ってきます。
製造元はアパレル業界の場合、販売値段の20~30%の金額で商品開発を行います。
1万円の商品で言うと、2,000~3,000円で作ります。
その商品を販売先、つまり売ってくれるお店さんに販売値段の50%~70%で卸売をします。
5,000~7,000円で買ったお店さんは1万円でお客様に販売する。
といった、流れがファッション業界の流通として一般的ですね。
少し話はそれますが、ファストファッションブランドはこの流通の流れをすべて自社完結する事で商品価格を抑えています。
自分たちで作って、自分たちで売る。
さらに、大量生産し大量販売をすることで、一つの利益は少ないがたくさん売って成り立つ薄利多売という方式ですよね。
この大量生産方法にアパレル業界は転換の時期にありました。
発展途上国で、人件費の安い国で作り、安く売る。
この方法は2013年のバングラディシュで起きたビル倒壊問題で、転換を求められました。
2016年には映画化されるなど問題視されましたね。
「ザ・トゥルー・コスト」という映画です。
製造業者さんから仕入れ、デザインを乗せるというのが安く作る最も簡単な方法です。
一般的に4~6オンス程度のTシャツはモノにはよりますが、600~900円で取引されています。
ココにデザインというものを上乗せした状態で1,200~1,500円程度で作られ製造完了という事になります。
実際に手元で購入するとなると製造者利益・販売者コスト・販売者利益が重なって5,000~7,000円程度になって販売されるのが一般的です。
10オンスものスペックの高い生地を使うので、私たちの商品の製造コストはもっとします。
およそ1.6~1.8倍程度。
上記の内容を知っている人からするとこの値段設定をみるともっと製造原価は安いとお思いになる人が大半です。
商売のお金の流れをオープンにするのは至って一般的な社会。
みなさんも、この真実を知ったうえで手にとる商品をご検討してみてください。
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